2018年11月01日

わんちゃんやねこちゃんに『有害な植物』があるんです!

こんにちは。
獣医師の清水です。
秋も深まってきましたね。
散歩をしていると、ミカンや柿などがたくさん実っていて、「いい季節だな~♪」と感じます。
さて、これから紅葉がきれいな季節ですが、わんちゃんやねこちゃんに『有害な植物』があることは知っていますか?

わんちゃんねこちゃんに『有害な植物』って何!?

わんちゃんねこちゃんの『玉ねぎ中毒』は有名ですね。
でも観葉植物の中にも、わんちゃんやねこちゃんに嘔吐、心臓麻痺、痙攣などの中毒を起こすものが多くあるんですよ。
有名なものは、
アサガオ(種子)
アジサイ(植物全体)
スイセン(植物全体、特に球根)
チューリップ(球根)
ヒアシンス(球根)
ポインセチア(茎、葉)
ユリ(植物全体)
などがあります。
これらは中毒を起こす植物の一部ですので、その他の観葉植物にも注意が必要です!

まとめ

先日「家にススキを飾っていたら、ねこちゃんが食べてしまいました!」と相談を受けました。
ススキは有毒ではありませんが、ねこちゃんはイネ科植物、特に背の低いイネ科植物(通称:ネコ草)が好きなので、仲間のススキも気になったのかもしれません。
これからの季節には、ポインセチアを飾る方もいらっしゃると思います。
おうちの中に植物があれば、一度有害な植物でないか調べてみて、わんちゃんやねこちゃんが触れないような場所に置くなど、安全に生活できるように気を付けてあげてください。

獣医師・清水