2019年02月01日

『愛犬・愛猫との室内での快適な暮らしセミナー』に参加してきました!

こんにちは!

獣医師の清水です。

インフルエンザが流行っていますね。

空気も乾燥して、喉がスッキリしません。

これから花粉も飛び始めるので、私には春までつらい時期です 😥

みなさんは大丈夫ですか?

 

さて、先日『愛犬・愛猫との室内での快適な暮らしセミナー』に、参加してきました。

その中で、犬猫を飼うにあたってのトラブルや対策について紹介されていました。

犬猫と生活するにあたってのご近所トラブルとは何があるのでしょうか?!

 

一つ目は、臭い!

ベランダをトイレにしたり、犬猫の体のケアを定期的に行っていない等で問題になります。

掃除や換気が、対策の基本です!

五感の中で嗅覚が一番早く鈍るそうです。

日々暮らしていると、『自宅の臭い』ってよくわからなくなってしまいますよね。

そんな時は、犬猫を飼っていない人に時々家の臭いをチェックしてもらうと良いですよ!

 

二つ目は、抜け毛!

ベランダや屋外でブラッシングやドライヤーをしたり、犬猫と一緒に寝ている布団を外に干したりすること等で問題になります。

屋内でブラッシングをしたり、布団の毛は粘着テープで取ったり、浴室乾燥や室内用物干しを利用して対策をしましょう。

 

三つめは、騒音!

犬の爪の音、走る、遊ぶ、猫の深夜の運動会・・・。

フローリングは特に要注意です。

定期的に爪を切ったり、絨毯・カーペット・コルク・防音マット等を敷いて対策しましょう。

猫の深夜の運動会で、特に高い所からの着地点には、よりクッション性の高いもの(布団)などを敷いても良いでしょう。

 

四つ目は、共用部分!

マンションのエレベーターや廊下、敷地は犬猫が歩いて良いことになっていますか?

もし良いことになっても、粗相をしてしまうかもしれません。

実家のマンションでは、「共用部分は抱っこをしましょう」となっています。

また動物が苦手な方、アレルギーの方もいます。

歩いて良いことになっていても、すれ違う時にはリードを短く持ち、犬は壁側を歩く。

エレベーターに乗る時に「犬(猫)がいるのですが、乗ってよろしいですか?」と、一声かけてから乗る等をしましょう。

中には、非常階段を運動場代わりにする方もいるそうで・・・。

飼い主がマナーを守っていれば、犬や猫たちが地域の仲間として受け入れてもらいやすくなります。

マナーとルールを守りましょう。

 

最後は、鳴き声!

犬や猫に無駄吠え、無駄鳴きはありません!

みんな何かの欲求があるから吠えたり、鳴いたりするのです。

ですから、犬や猫の『行動欲求』を満たしてあげることが大切です。

・犬猫にとって、快適な生活空間になっていますか?

・バランスのとれた食事をしていますか?

・エネルギーを発散させたり、本能を満たすような遊びをして、運動欲求を満たしていますか?

・飼い主や他の犬猫などと、社会的な関わりがありますか?

 

「身体的にも健康で、特にうちの子には問題が思い当たらないない!でも吠える鳴く・・・。」と言う場合は、エネルギーが有り余っているのかもしれません。

散歩から帰ってきたら軽く眠るくらいの散歩の量になっていますか?

猫はお散歩に行くのは難しいので、おもちゃで遊んであげましょう!

また壁や棚を使ってキャットウォークを使ってあげると、楽しみながらアップダウンの運動が出来ます。

猫は高い所から眺めるのが好きですが、高い所から飛び降りることは苦手です。

キャットウォークは行き止まりにならないように、また安全に地面に戻ってこれるように作ってあげてくださいね。

 

実は我が家も・・・

我が家のはな(ヨークシャーテリア・メス・4歳)は、昨年の春から急に夜中2~4時位に吠えるようになりました。

外で猫のケンカが始まった時期でもあったので、始めは猫の発情期が終わったら、また朝まで寝るかな?と軽く考えていました。

しかし・・・それは昨年の冬まで続きました。

夜中に起きて、抱っこしたり、なだめたり。

赤ちゃんを育てているような夜の日々でした。

はなはケージの中では、ペットシーツを敷いてもトイレをしません。

トイレはケージの隣にありますが、夜中はトイレをしない子だったので、ケージの扉は閉めていました。

夜中に吠えるのはトイレをしたいからでは?と言うことで、ケージの扉は開けたまま一部屋にフリーにしておくことにしました。

そうしたら、夜中に自分でトイレをし、朝6時まで吠えることはなくなりました。

もっと早くはなの欲求をわかってあげていたら・・・と反省しました。

動物は言葉を話すことは出来ませんが、訴えていることがあります。

気持ちを理解して、お互いが快適に楽しく生活出来るようにしましょう!!

 

獣医師 清水

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