2019年05月23日

マッサージ&リハビリで元気なブランシェちゃん(トイプードル)のお母様より感想をいただきました♪

みなさん、こんにちは!
獣医師 清水です。

先日、国立科学博物館(上野)で開催されている『大哺乳類展2』に行ってきました。
哺乳類の幅広いたくさんの展示と、可愛く丁寧でわかりやすい説明がついていました。
そして、なんとトラやアザラシを直接触れる展示も!
その後は常設展示の恐竜(骨格標本)たちにもごあいさつ。
一人で3時間滞在してしまいました 😆
夜は、まさに映画『ナイトミュージアム』?!
6月16日(日)まで開催しています。

ブランシェちゃんのマッサージ&リハビリテーション

さて今回はマッサージ&リハビリでいらっしゃるブランシェちゃん(トイプードル・9歳・女の子)をご紹介します!
ブランシェちゃんは、真っ白でふわふわで、とびきり可愛い女の子です。
膝蓋骨内方脱臼というトイプードルなどの小型犬に多い膝(ひざ)の病気で、関節軟骨の注射やサプリメントと共に、昨年7月から約3週間毎にマッサージとリハビリテーションに通ってくださっています。
リハビリは一朝一夕に結果が出るものではありません。
半年以上通ってくださり、今回ブランシェちゃんのお母様に感想をいただきました。

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~感想~
生まれつきヒザの関節が悪い子でした。
年とともにグレードも上がり、体重が増えてヒザに負担がかからないように体重コントロールはしていましたが、治したり、現状維持というのをどうやって良いものか迷っていました。
そんな時に清水先生にマッサージをすすめて頂き、9カ月となります。
私自身体の状態を手で触ってわかることが出来るようになりました。
一番うれしかったのは、リハビリマッサージを始める前は前足がO脚立ちしていたのが、キュッとかっこ良く立てるようになったことです。
立ち方で若々しくなりました。
これからも続けて行きたいと思います。

ニコニコ笑顔で診察室に入ってくるブランシェちゃん 🙂
マッサージも、施術に合わせて背中を向けてくれたり、お腹を見せてくれたりするお利口さんです。
トリミング後にマッサージをしてお帰りになる時もあります。
ブランシェちゃん&お母様、またお待ちしております!

こんな様子はありませんか?

どうぶつが筋肉のコリや痛みを感じている時にはいろいろな症状が認められますが、代表的なサインをあげます。
ぜひチェックしてみてくださいね!

背骨が曲がっている
肘が外側に向いている
肉球より爪が長く伸びている
お座りのスピードが遅くなった
前肢がO脚、後肢がX脚
頭を下げたまま歩く
触られるのを嫌がる
イライラしてよく吠える
散歩に行きたがらない
後肢のふるえとふらつき
尻もちをつくようにドスンと座る
etc…

マッサージやリハビリは、元々の関節の状態を治すものではありません。
しかし、膝をかばって二次的に起こる筋肉痛・関節痛・腰痛などを緩和し、使わなくなり弱ってしまった筋力をトレーニングすることによって、生活の質を改善することは出来ます。

私は、ワンちゃんの生き甲斐は、
①元気に楽しくお散歩に行けること
②美味しくご飯を食べること
と考えています。

どうぶつへのマッサージは医療行為です。
当院は、テネシー大学認定の犬のリハビリテーションセミナー(CCRP)コース5を修了した獣医師 清水と、専門学校でリハビリコースを学んだ看護師 藤澤がおります。
2回で3,000円(税抜)のお得な『お試しマッサージコース』もございます。
※別途再診料500円(税抜)をいただきます。
気になることやご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください!!

引用:愛犬のコリ・痛みを最短10秒でほぐす!メンテナンスドッグマッサージ基礎編 櫻井裕子 マガジンランド

獣医師 清水

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