2017年06月25日

『わんちゃんのハミガキ講習会』開催しました☆

みなさまこんにちは。

お変わりはありませんか?

 

雨が降って蒸し暑かったり、カラッと晴れて真夏日になったり…

暑さに慣れていないこの時期は熱中症になりやすいのでお気を付けください!

 

さて、本日、当院では、

『わんちゃんのハミガキ講習会』を開催させていただきました。

 

お口の健康をまもるために、おうちでのケアがとっても大切なんです!!

頑張ってハミガキしてるけどうまくできなくて…

やろうと思っても嫌がってなかなかうまくできなくて…

とお困りの方も多いのではないでしょうか?

 

そんなお悩みを解決すべく、昨年同様、

『解説』+『実践』

の2部制で実施しました。

 

実践の前に、ほんの少しだけ、『解説』です。

☆どうしてハミガキが大切なの?

☆歯周病が進むとどうなるの?

☆人と犬のお口の違いって?

☆3日に1回は歯みがきをしましょう!

など、資料を見ながらお勉強です。

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お配りした資料の一部です。

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みなさん真剣です!!

 

お勉強が終わったら…

いよいよ『実践』です!!

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いつもおうちでハミガキしているだけあって慣れた手つきでシャカシャカ…

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上を向いてちょっぴり嫌がったりもしつつ…

おりこうさんにハミガキできました☆

 

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わんちゃんのお口は、ほっぺの部分に意外と余裕があります!

なので、奥が見えにくいなぁ…奥がみがきにくいなぁ…

という時は、ほっぺの部分を少し後ろに引っ張ってあげると見えやすくなったりします!

 

見えないしみがきにくいし…

という時は、まずはしっかり見てみましょう。

私たちはわんちゃんの唇をめくったり、引っ張ったり、普段から何気なくやっているのですが、

わんちゃんが嫌がったり動いてしまったりしておうちではなかなかできないですよね…

思っていたよりも余裕がある!引っ張れる!ってびっくりされる飼い主さまも多いです!

無理のない範囲で、挑戦してみてくださいね♪

 

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おひとりでのハミガキが難しい時は…

どなたかに協力していただいて、支えてもらうとやりやすいです!

その他にも、テーブルの上でやってみたり、お膝の上でやってみたり、

後ろに下がれないように壁際でやってみたり、色々と工夫してみてくださいね♪

 

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他のおうちの子はどんなふうにやっているのかな?

どんな工夫をしているのかな?

他のわんちゃんの様子を見るのもとっても参考になりますね♪

 

今回は病院と言う、わんちゃんにとっては『アウェイ』な環境でのハミガキ実践。

ふだんおうちではうまくできないわんちゃんも、みんなおりこうさんにハミガキできましたね。

この『できた』経験を忘れずに、次はおうち、まさに『ホーム』で、ハミガキしてあげましょう☆

 

『私はできるニコニコ。ニコニコ。』という自信と

『この子は頑張れる犬』という信頼があれば、きっと大丈夫です!!

 

毎日ハミガキをしていてハミガキに慣れている子

ハブラシは苦手で動いてしまう子

忙しくてなかなかハミガキができない飼い主さん

みなさん状況はそれぞれだと思います。

 

まずは今日の感覚を忘れないうちにハミガキをしてみてください!

せっかくですから、おみやげでお渡ししたお口の状態チェックも早速やってみてください!

そして…忘れないでくださいね!

最低でも3日に1回はハミガキしましょう!!

 

なお、当院ではトリミング時のオプションとしてハミガキをおすすめしております。

また、診察時にハミガキを行うこともできますので、お気軽にお問い合わせください。

お口の健康は全身の健康につながります可愛い歯3

 

かわた🐾

 

 

2017年06月19日

イヌとネコの『食』の豆知識①~食べ方編~

こんにちは。
梅雨に入り、紫陽花がきれいな季節になりましたね。

獣医師しみずは、昨年『ペット栄養管理士(一般社団法人日本ペット栄養学会)』の資格を取得しました。
イヌとネコの栄養学や、食に関すること、ペットフードについてなどを学びました。
(○年前の大学時代よりも、日々進化する最新の栄養学はとても興味深かったです)
さて今回はその勉強した内容から、~イヌとネコの『食』の豆知識~をお伝えします。

 

ネコは○○動物!イヌは▲▲動物!!

ネコは厳格な『肉食動物』です。
イヌは解剖学的には肉食動物ですが、代謝上は『雑食動物』です。
そのことは栄養素の代謝に違いが認められていて、ペットフードの栄養成分もイヌとネコでは異なります。

ネコとイヌ!食べ方にも違いが?!

ネコは昼夜を問わず、少しずつ何回にも分けてご飯を食べる『少量頻回』の食べ方をします。
ネコの食べ方を観察した結果では、1日13~16回に分けて食べていたそうです。
またネコの行動は日中よりも夜間の方が活発に見えますが、採食量に関しては昼間の方がむしろ多かったそうです。
つまり、ネコは昼行性とも夜行性とも断定しがたい動物といえますね。

 

一方イヌは、群れで大型動物を狩って、群の社会的順位に従って獲物を分け合って食べていました。
しかし、毎日大型動物を捕まえられる保証はありません。
例えば同じような狩りの方法をとるオオカミやジャッカルは、1回の食事で体重の1/5~1/4の肉を食いだめできるそうです!
(体重60kgのヒトが、12~15kgの食べ物を食べることに相当しますね!)
すごい量ですが、それだけ狩りが成功するというのは大変なことなんですね。
それと同様に、イヌも食事と食事の間隔が長くてもよい間欠捕食者であり、加えて1回に食べる量がネコより多いです。
またイヌは一般的に夜間における採食の習慣がありません。
つまり、犬は1日1食や2食の採食パターンがむしろ自然なのです。
でも、ドライフードを置きっぱなしにしておくとイヌでも少しずつ回数多く食べます。
特に食欲旺盛な犬種であるビーグルは、夜間でも食べてしまうので気を付けましょう!

 

とはいっても、我が家のはな(ヨークシャーテリア・2歳)は朝ごはんは少量で、夕ごはんはしっかり食べる方式(のよう)です。
計算上カロリーが足りない?とか、栄養成分が・・・と心配にもなりますが、体重は一定で、健康です。
その子のペースを理解して、適切な体重管理、適度な運動、しっかりとした栄養(食事)を大事にしましょう!

獣医師・清水

2017年06月12日

ニコちゃんのリハビリ日記③  障害物PART1

皆さん、こんにちは!!

看護BLOGが久々の更新になってしまいまして申し訳ございませんm(__)m

 

今回はニコちゃんのリハビリ日記 第三弾!!!

障害物をまたぎながらあるく『キャバレッティ』と呼ばれる運動をしてもらいました。

【準備するもの&やり方は簡単✨】

※滑りにくい床(当院ではヨガマットを使用しています)

※丸めたタオル(高さはその子に合わせて調節)

あとはリードとおやつなどのごほうびがあるとワンちゃんもご機嫌で行いやすいです🍴

それではニコちゃんもやってみます!!

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このトレーニングのコツは、飛ばない=JUMPしないことです!!

段差をまたぐことでバランス感覚や筋力維持を図っているので、ジャンプして高く飛ぶことが目的ではないので注意しましょう(※無理なジャンプは足腰の弱い子だとケガの恐れもあります)

普段から自宅にあるご家族のニオイがついたタオルなどを使用すると怖がらずにまたいでくれる子が多いと思いますよ🐾

今回はニコちゃんに合わせてタオル1枚を丸めて使っていますが、楽々できちゃう子はタオルを重ねてみて障害物を高くして難易度UPすることも可能ですよ!

タオルだと、つまづいてしまった時の衝撃も少ないのでオススメです!

 

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ご自宅でも簡単に出来るリハビリなので皆様も興味があれば、お気軽にお問い合わせくださいね☆

 

ふじさわ🐼