2020年07月31日

絵本『牙なしゾウのレマ』をご寄贈いただきました!

こんにちは!
獣医師清水です。

明日から8月ですね!
病院前の保木公園もやっとセミが鳴き始めましたよ。

絵本『牙なしゾウのレマ』をご寄贈いただきました♪

リハビリにも通ってくださっているラブラドール・レトリーバーのさくらちゃん。
診察室に入ってくる時のニコニコ笑顔がとてもかわいい女の子です。
さくらちゃんのお母さまより、絵本をご寄贈いただきました。

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『アフリカでは15分に1頭、ゾウが殺されている事実をあなたは知っていますか?』
表紙にあるのは、とてもショッキングなコピーでした。
象牙の国際取引は1989年、ワシントン条約によって原則禁止されました。
しかし、2013年に押収された密猟象牙は40トン以上。
アフリカの貧困と紛争により、未だに乱獲は続き、アフリカ大陸のゾウは絶滅の危機にあるとも言われています。
作者である滝田明日香さんは獣医師で、現地アフリカでアフリカゾウの保護をする活動を行いながら、ゾウを取り巻く危機的状況を日本の人々に伝える活動をしています(NPO法人アフリカゾウの涙)。

日本では、動物園でかわいく、賢い姿を見せてくれるゾウさんたち。
しかし、これからもゾウと人間が共存していける地球にするために、出来ることをは“今”しなくてはなりません。
遠く離れた日本にいる私たちも、アフリカゾウの現状を知ることから始めてみませんか?
待合室の本棚にございますので、お子様だけでなく大人も方も、ご来院の際はぜひ読んでみてください。
(場所が分からなければ、お気軽にスタッフにお声掛けくださいね。)

獣医師 清水