2017年02月28日
シニアドッグ&キャットのマッサージセミナーに参加してきました①
みなさん、こんにちは。
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
お散歩で、梅が満開だったり桜のつぼみが膨らんでいるのを見ました。
今週末は桃の節句ですね🌸
さて、2月のブログでは看護師ふじさわより『ニコちゃんのリハビリ日記①②』をお届けしました。
飼い主様に「リハビリ日記見ましたよ!」とお声掛けいただき、看護師ふじさわはとても喜んでいました!
ご感想お待ちしています!!
ニコちゃんのリハビリ日記はこちら↓↓↓
🐶 シニアドッグ&キャットマッサージセミナーに参加してきました 🐶
先日、獣医師しみずは【シニアドッグ&キャットマッサージ】のセミナーに参加してきました。
内容が盛りだくさんだったので、今回はワンちゃんについてをお伝えします。
シニア期になると、腰痛や関節痛などいろいろなことが起こってきますね。
若い頃にはなんでもなかったソファやベッドに乗ることや、少し長い時間の運動も難しくなったりします。
年を重ねることはさけられませんが、【健康に老後を過ごす・ハッピーシニアになるためのポイント】があります!
①適切な運動
②バランスのとれた食事
③適度に刺激のある生活
④住みやすいお部屋環境
⑤病気のサインを見逃さない
いかがですか?
ドッグマッサージが日本に入ってきて、まだ10年も経っていないそうです。
しかし、マッサージには病気の早期発見、血液やリンパの流れがよくなる、筋肉の疲れや痛みを癒す、心身における問題行動(攻撃性や分離不安症)の緩和など、良い効果がたくさん認められています。
今回は、マッサージを行う適度な環境、マッサージを行ってはいけない病気、また注意すべきことを教えていただいた後、実技を学びました。
同じマッサージ方法でもワンちゃんの状態や体の大きさによって力加減は変わるので、その辺りも細かく教えていただきました。
おうちでできる筋力キープの簡単な筋トレや、ストレッチも学んできましたよ。
関節や筋肉の病気だけでなく、呼吸器(咳など)に負担がかかっている場合にも有効なマッサージがあります。
注射やお薬だけでなく、飼い主様がワンちゃんにおうちでできるケアがあります。
おうちでワンちゃんの異常を早期にみつけて、お薬で症状が落ち着いてきたら、おうちマッサージでリラックスさせてあげるのもよいですね。
病気だと思っていなかった仕草が、実はワンちゃんからの痛みのサインだったということがあります。
足を上げているときがある、スキップする時がある、下ばかり向いている、片方しか向きたがらないなど、何かお気づきのことがありましたら筋肉診断をしましょう。
当院では定期的なマッサージ・ストレッチや筋トレなどを行うことが出来ます。
おうちでのマッサージ方法やシニアケア(筋トレやストレッチなど)について教えてほしい!と言う方も、獣医師しみずや看護師ふじさわにお気軽にお声掛けください。
獣医師しみず